レ・コード勉強会 ── J-Popのコード進行を弾いて学ぶ一日
福知山・新町商店街の Tsunaga Room で「レ・コード勉強会」を開催。J-Popの基本的なコード進行を音楽を聴きながら、弾きながら確かめるオープンな学びの場と、手の動作認識を活用した新プロジェクトの進捗をご紹介します。

5月24日の Tsunaga Room は、いつもとすこし違う音に包まれていました。ギターやキーボードの和音が、新町商店街のこのちいさなスペースにゆるやかに響く土曜日の午後。この日開催したのは「レ・コード勉強会」。J-Popでよく使われるベーシックなコード進行を、みんなで音楽を聴きながら、そして実際に楽器を弾きながら調べていくオープンな勉強会です。音楽理論の教科書を読むのではなく、自分たちの耳と手で確かめていくスタイルが、Tsunaga Room らしい学びの形だと感じています。
「この曲、サビの前にここで転調してるんだ」「このコード進行、別の曲でも聴いたことがある」。参加者同士が気づきを口にしながら、ひとつひとつの和音の動きと仕組みを丁寧にたどっていきます。音楽の経験も知識もそれぞれ異なるメンバーが集まっているからこそ、ひとりでは見落としてしまうような発見が次々と生まれていました。知識を教わるのではなく、一緒に調べて、一緒に納得する。そんな空気感がこの場には自然とできあがっていたように思います。谷口先生がコーヒーを差し入れてくださり、あたたかい一杯が場の空気をさらにやわらかくしてくれました。
勉強会とあわせて、もうひとつの取り組みの動作テストも行いました。手の動作認識技術とレコード映像を組み合わせ、デジタルな音楽をアナログ的に操作して聴くという実験的なプロジェクトです。テクノロジーと音楽の原体験をつなげる試みとして少しずつ開発を進めていますが、正直なところまだまだ苦戦中。それでも、福知山という地域のなかで新しい技術に触れ、試し、失敗しながら前に進んでいける場があることに意味があると考えています。お披露目できる日が近づいてきたら、またこの場でご報告します。
Tsunaga Room は「お家以上、図書館未満」をコンセプトに、福知山市の新町商店街で学生も社会人もふらっと立ち寄れるコミュニティスペースを目指しています。音楽の勉強会のように、誰かの「やってみたい」が小さく始まり、人とつながることで広がっていく。そうした場面をこれからもひとつずつ積み重ねていきたいと思っています。レンタルスペースとしてのご利用や、委託販売「ハコカラ」への出品、イベント企画のご相談など、気になることがあればお気軽にお声がけください。
Tsunaga Room は京都府福知山市下新10、新町商店街沿いにあります。蔵書400冊超のハコカラ文庫やカフェスペースもご利用いただけます。レンタルスペースのご予約やイベントのご相談は、メール info@gel-banana.jp またはお電話 090-5157-0165 までお問い合わせください。運営は合同会社Gel-bananaが行っています。


